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みらい整体院のブログ

2018/07/18

子供達の姿勢を治したい先生方へ

まず本日は、
ありきたりなストレッチを紹介するために
このブログを書いている訳ではありません。

約10年この仕事をしてきていますが、
患者さんやお母様方に
様々な運動、ストレッチを指導してきました。

でもね、みなさん複雑で聞いたことない、
テレビでも見たことないものを求めますが、
誰一人続いている人はいないのが真実です。

心当たりありませんか?

続かないから、姿勢が悪いまま大人になり、
猫背が継続したまま年齢を重ね、
いつの間にか背中が亀のように
曲がってしまっているという方がほとんどです。

みなさん、不思議に思いません?
なぜ続かないのか、猫背が治らないのか。

そこにある真実を本日お話しできたらと思います。

まずは、ある小学校を例に
私の経験を織り交ぜながら
知識も織り交ぜながらお話ししていきますね。

その小学校の取り組みはとても素晴らしいものでした。

・立腰(りつよう)を全校で意識し、小学校の頃から
 正しい姿勢を意識させることを改めて認識

・各クラスに、正しい姿勢のポスターを作成、掲示した

・姿勢棒を作成し、学習中、  目が机に近づきすぎないように意識させるようにした。

先生たちの熱意が伝わる取り組みです。
ただ一つ大事なこと忘れています。
子供達に「なぜ」これらをしないといけないのか、
という理由が共有できていないことです。

これがないと、
ただの作業になってしまうのが現実なんです。

この小学校の各学年の
姿勢についての気づきも
情報として頂きました。

1年生:どのクラスも姿勢が悪い。
2年生:声をかけると意識するが、気が抜けると崩れる
3年生:主に男子が椅子を後ろに傾けて、シーソーのように
    ゆらゆらさせる。椅子に浅く座る
4年生:眠たいのか午後の姿勢が悪く、意欲も減退している
5年生:まっすぐ座れない。足を横に投げ出す
6年生:椅子と机の間があいている。男女間で姿勢の差が激しい。
    女子は概ね姿勢が良い。

全体を通して、こちらの小学校は

・男子に姿勢が悪い子が多い
・立ち膝(授業中、給食中)
・立っていても傾いている
・じっと立っていることが苦手な男子が多い
・家庭でも声をかける機会が減っているのでは?
・正しい姿勢が保てない

まず、姿勢が悪くなる原因として考えられるのは、

体幹の筋力低下による、
自分の体が支えられないということ。
赤ちゃんの頃に、ハイハイの期間が短く、
いきなり掴まり立ちをしだした、
というご経験はありませんか?

インナーマッスル(深い場所にある筋肉)が、
鍛えられずに成長してしまったことが一つ考えられます。
上記の内容で見ると、
1〜3年生に顕著に見られていますね。

②眠たい理由は、猫背による
呼吸が浅くなり、酸素不足の可能性があります。

給食を食べて血糖値が上がり
眠くなるのも考えられますが、
食事による眠気は、
午後まで長引くことはありません。
よって姿勢が悪くなることで、
酸素を吸う量が減り、
脳が機能しにくくなっている
可能性が大いにあります。

③まっすぐ座れない、立ち膝、足を投げ出す
これらの現象は、専門的な言葉でいうと、
骨盤の傾きと、背骨の側弯という
骨の悪い癖により、傾きやすい方向、
あげやすい足、向きやすい体の方向が
出てきてしまうためなのです。

④女子の姿勢が男子に比べて概ね良い
これは女子の方が、精神的にも
成長が早いことが考えられます。
やはり女子力、という言葉が生まれたように
小学生でも女子の方が意識が高まる子が
多いことが要因ではないでしょうか?

学年ごとに私の経験上、多かった内容を
お話しいたしました。

姿勢が悪くなる要因は、
骨の状態が悪いだけでなく、
筋力不足からも引き起こされる、
ということなのです。

そしてさらに重要なのが、

子供達は自分の姿勢が悪いなんて、
これっぽっちも思っていません。

自覚ができていないんです。
あれだけ注意しているのになんで?
と思われるかもしれませんが、
自分の姿勢を見ることができていないからです。

だから当院では、姿勢の写真を撮影して
現状を親御さんだけでなく、
子ども自身にも見てもらいます。

詳しくはHPをご覧ください。↓  ↓   ↓  ↓

子どもの姿勢

まずは自覚させることが大事なんです。

そして子供達の姿勢は、
親であるあなたの姿勢を見て
育ってきている側面があります。

だからあなたもいい姿勢とは
こんな状態なんだよ、と
言葉だけでなく姿勢だけで
見せるのも大変いい治療になります。

お金もかかりませんしね笑

あなたの姿勢は子供達にはどう映っているんでしょうか?
私たち親も
姿勢を意識する時がきているのかもしれませんね。

では次に、日常で導入できる

私の10年間で一番効果が出ている
ケアを教えます。

大丈夫です。
最初に申しました通り、
難しくありません。

まず自宅編

これは是非子供達と一緒に
親御さんがして見てください。

丹田(タンデン)というツボが
おへその少し下にあります。
そこを引き上げるようにお腹を引っ込める、
それだけです。

どうでしょう?
自然に背筋が伸びていませんか?
それが正しい姿勢の正し方です。

胸を張ってしまいがちですが、
私から言わせていただくと、
あれは間違いです。
全然いい姿勢ではありません。

そしてこれからが本番。
先ほどの丹田を、
引き上げたまま、鼻で息を吸ってください。

はい!緩めてはいけません。
引き上げたまま、口から吐いてください。
これを子供と一緒にしてみてください。

お母様方の中には、お仕事をしてらっしゃる方もいるでしょう。
これを5分間だけでもいいです。
一緒にすると、なかなか笑える動作なので、
子供さんとのコミュニケーションの時間にもなります。

骨格はご自身で矯正するのは危険ですが、
インナーマッスルはこれで鍛えることが可能です。
腰痛にもならない筋トレですから、ご安心ください。

ここが鍛えることができれば、
腰を筋肉が支えてくれるようになりますので、
自ずと姿勢が自分自身で支えることができるようになります。

そして先生方、

体育の時間でも構いません。
学活の時間でも構いません。
この呼吸法を数分でも導入してみてください。

あとさらに可能でしたら、

体育の時間、体育館限定になるかもしれませんが、
準備運動の中にハイハイを導入してみてください。

ハイハイは体幹を鍛えるためには
有効な手段となります。
高校の部活動でも導入するところが増えてきています。

筋肉は一朝一夕では鍛えられませんが、
積み重ねていくしかありません。
それが子供達、そして親御さんの
5年後、10年後の姿勢、健康に関わってきます。

現代の子供たちは、とても恵まれています。
が、その恵みを受けるために
犠牲になっているものもあります。

それを補うことが今からの時代大切になります。

まずは原因を知ること。

本日紹介したのはあくまで一例です。

あなたのお子様に合うかはわかりませんが、
経験上とても多い事例を挙げさせていただきました。

まずは続けること。

そして続けても、努力しても
改善しない場合は、筋力以外が
原因で姿勢が崩れていることも多いです。

例えば、骨格や心の問題もあります

そんな時は、
あぁ、あの先生こんなこと言ってたなぁ
って思い出していただけると嬉しいです。

いつでも相談してください。
お守りがわりに私を持っておくと、
とても安心できますよ笑

よければ当院のLINE@を
登録してみてください。
登録だけだったら、あなたのことは
表示されることはありませんので、
ご安心くださいね。

いつでも待っています。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://line.me/R/ti/p/%40muu1185m

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